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[ 247字|2005.5.27|社会 (society)|econoTREND ]
□S&P、比国債格付けの見直しは当面せず
米格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の香港駐在アナリストは23日、フィリピンの外貨建て国債格付けを現行の「BBマイナス・将来の見通しは安定」から見直すことは当面しないと述べた。比政府は税収増により4月の財政収支が4年ぶりの黒字を記録したが、S&Pは「国債格付けの引き上げには、財政赤字や債務状態の根本的な改善がなければならない」という見解で、変更の場合は、格付けより先に見通しが変わるとしている。S&Pは今年1月に比国債格付けを1段階引き下げた。(24日・インクワイアラー)