ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 294字|2005.3.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
消費者運動の勝利
払った電気料金が戻ってくると、イロイロ市民は大喜び︱︱。同市の独占的な配電会社、パナイ電力(PECO)が消費者運動の粘り強い戦いに負け、キロワット時七ペソの電気料金を二ペソ下げ、取り過ぎ分をさかのぼって返還する。
ロメオ・ゲロチ弁護士を指導者とする同市の消費者グループがPECO社を不当料金でエネルギー規制委員会に提訴、昨年七月に値下げ命令が出た。
同社は控訴裁判所に申し立てて抵抗したが、勝てないとみてこのほど訴訟を取り下げた。
料金の妥当性を検証する権利が電力産業改革法で認められてから、マニラ電力会社を初め多くの配電会社が消費者運動に負けっ放しである。(22日・ブリティン)