ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 297字|2005.3.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
反乱に米援助の恩恵
国際NGO(非政府組織)LEAPのノエル・ルイス代表は米開発援助局(USAID)の支援でスルー州で実施してきた事業が戦火でつぶれたと嘆いた。
二月に燃え上がったモロ民族解放戦線(MNLF)ミスアリ前議長支持派の武装反乱で、ルイス代表によると、住民のほぼ半数が反乱側に見方した。
LEAPは推定で三千五百人の元MNLF兵士にも援助し、ルウク町では、元兵士五百人に漁業支援名目で一千万ペソが支給されていた。そうした資金は無駄になった。マイムブン、インダナン両町では百三十万ペソを投じた倉庫、公民館が破壊された。
ルイス代表は「再建する」と新たな闘志を燃やしている。(9日・インクワイアラー)