ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 293字|2005.3.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
旧日本軍の財宝
こんな所に旧日本軍の財宝があるのだろうか? カピス州ピラル町ドゥランガン・バランガイ(最小行政区)の住民は半信半疑だ。
同州マンブサオ町に住むアンドレス・レオノールさんが最近、同バランガイの祖父所有地を掘り返し始めた。太平洋戦争中、旧日本軍の兵舎があったから、きっと貴重な物が残されているに違いないという読みだ。
レオノールさんは、かつて日本兵に親族を殺されており、しかも何の補償も受けていないので、財宝を見つけて代償にするのだと意気込んでいる。
レオノールさん率いる宝探し集団の掘った穴は大規模で、心配になったバランガイ幹部は環境天然資源省に報告を出した。(2日・ブリティン)