ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2005.2.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海岸にジンベイザメの死がい
東ネグロス州ドゥマグエテ市ピアピの海岸に一月二十八日、体長九・三メートルの大きなジンベイザメの死がいが打ち上げられ、住民多数が押しかける騒ぎとなった。
海洋生物学者や世界自然保護基金のボランティアらが、分析のため組織を一部採取した。死因はまだわかっていないが、死体に外傷などないことから、自然死と推定されている。
同基金の専門家によると、ジンベイザメは人間を襲うことはなく、サメの仲間では最も親しみやすいという。ジンベイザメ・ウオッチングもソルソゴン州ドンソルで有名。セブ、東ネグロス間のタニョン海峡、ボホール海峡などでも見られる。市当局と同基金は死体の処理方法について協議を始めている。(1月31日・ブリティン)