ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2005.1.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
密輸ラワン材を海上押収
比海軍戦闘艦サルバドール・アベセデは二十四日午後六時ごろ、セブ州マンダウエ港第七ふ頭に近づく揚陸艇に停戦を命じ、積載された木材トラック十台分、約二百万ペソ相当を押収した。
この船は東ダバオ州所属で、マンダウエ市内の木材業者が荷受け先だった。しかし乗員は木材の積み出し許可証を提示できなかった。関係者は木材密輸を禁じる大統領命令七〇五号ないしは森林法違反で起訴されるもよう。
荷主が東ダバオ州からセブ市の環境天然資源省第七地域事務所に駆け付け、許可証を提示したが、マホガニーのような植樹材が対象だった。ところが押収された木材のほとんどがラワン材で、木材原産地許可証(CLO)が必要だった。 (27日・インクワイアラー)