ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2005.1.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
爆弾対策班を設置
ゼネラルサントス市はこのほど市庁内に国軍、国家警察の精鋭からなる「爆弾対策班」を発足させた。
同市では昨年十二月九日、市の公設市場で爆弾テロがあり、市民十六人が犠牲になった。アチャロン市長は市制実施記念祭の行事が近く始まるため、イスラム過激派アブサヤフの攻撃を懸念して急きょ設置を決断した。
市は小隊規模の「爆弾対策班」の車両、火器、通信機器に加えて爆発物をかぎ分ける警察犬九頭の購入費の一切を負担する。アチャロン市長は市議会が承認する予定の特別予算に加えて自分の情報機密費からも一定の金額を出す。
最大の買い物は爆弾発見犬だが、大統領府のあっせんで通常の半値の一匹三十万ペソで済むという。(21日・ブリティン)