ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2005.1.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
友人のドイツ人に逮捕状
ビサヤ地方西部、アクラン州カリボ町の裁判所は十八日、昨年五月にボラカイ島のマンションで起きたドイツ人など四人の殺人事件の容疑者として、被害者の友人のドイツ人(37)に殺人容疑の逮捕状を出した。三人の共犯がいるとされているが、逮捕状はまだ出ていない。
事件は二〇〇四年五月三日、ボラカイ島のリゾートで住民のドイツ人、スイス人美術商、香港居住の英国人建築家、比人メードなど四人が他殺体で見つかった。地元検事は被害者のマンションの風呂場で血まみれの足跡が見つかったとして友人のドイツ人を容疑者と断定した。弁護士は「被害者とは長年の友人。警察官を事件発生時、現場に案内したとき着いた血痕。法廷で身の証を立てる」と言っている。(19日・スター)