ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2005.1.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブの処刑団、捜査へ
アグリパイ国家警察長官はセブのリカルド・ビダル枢機卿を訪れ協議したのち、セブ市で横行する処刑団の連続殺人事件を捜査するよう新任のガドール同地方本部長に命じた。この捜査を最優先で行い、連続殺人事件をストップするよう厳命した。枢機卿は同長官に対し、既に犯歴のある人物など十三人の犠牲者が出ている連続殺人の早急な捜査と事件続発抑止を求めた。
捜査対象にオスメーニャ市長が含まれるかどうかについて同長官は明言を避けた。同市では同市長が昨年十二月、犯罪抑止のためのタスクフォース結成などを宣言した途端、処刑団の暗躍が始まった。同市長は「連続殺人と私は関係ないが、あの宣言が触発させたかもしれない」と語った。(10日・スター)