ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2004.9.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
生活調査で大物麻薬犯摘発
無職の男が四台も豪華な車を所有し、高価な携帯電話を複数持ち、自宅にはハイテクの監視システムを設置して暮らす。警察官の目にこの男のライフスタイルは大物麻薬密売人に映った。近所の住民に対し、警察が聞き込み捜査。八月末、犯罪捜査・情報部がセブ地裁第七支部から捜索令状を取り、武装して踏み込んだ。結果は自宅から五グラム入り覚せい剤四パックと覚せい剤の大きなパッケージ、詰め替え用の用具などを発見、押収した。
逮捕されたのはセブ市カランバのレイ・アースナル容疑者で、自宅の監視カメラは作動しなかったもよう。取り引き用とみられるエリクソンの高級携帯電話二台、BMW,トヨタのスポーツカーなど高級車四台も所持していた。(31日・ブリティン)