ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 305字|2004.8.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
暴行殺人でNBIが捜査
国家捜査局(NBI)中部セブ地方本部は十九日、セブ州バリリ町サンタアナ・バランガイ(最小行政区)で起きた二少女暴行殺人事件捜査のため、捜査官七人を現地警察署に派遣した。
警察当局によると事件は、十六歳と四歳の姉妹が十五日夜から翌日にかけ、自宅から約百メートル離れた山腹や川のそばで刃物で数十ヵ所を刺されて殺されていた。レイプの形跡もあったという。
地元警察署は近所に住む被害者のいとこの少年(16)を容疑者として捕らえようとしたが、少年は約二メートル半もある谷を飛び越えて追っ手を巻き、逃走した。NBIは被害者二人の殺害時間特定のため、再検視が必要かどうかなど地元署に捜査協力する。(20日・ブリティン)