ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2004.8.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ドクター看護師が続出
医師が自ら看護師になって海外就労︱︱。東ネグロス州保健当局は困り果てている。
昨年三月に実施された看護師資格試験に医師五十八人が合格したが、そのうち四十四人が国公立病院勤務医。ことし六月にも二十一人の医師が看護師資格をとった。この超高級看護師たちが二十二日、地元で祝賀パーティを開いた。州保健当局者によると、海外で看護師として就労するための決起大会だったらしい。
国公立病院に勤務する医師の月給は一万五千︱一万八千ペソだが、米国で看護師になれば約二十二万ペソになる。また最近、司法、軍、警察関係でベアがあったのに医師は据え置かれた。このままでは州内十二の地区病院は医師不在になるのは必至だ。(7月28日・インクワイアラー)