ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2004.7.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
新任神父、携帯電話奪われる
新任のマー・バリリ神父(27)は二日朝、セブ市D・ジャコサレム通りで文字メールを打ちながら歩行中、バイクに乗った二人組に携帯電話を奪われた。神父は六月二十二日に任命されたばかりで、朝食のため十メートルほど離れたヴィダル大司教の所へ向かっていた。
セブ警察によると、二人組は、同神父が逃げようとして倒れたところへ銃弾を浴びせた。神父が持っていたノキアの携帯電話を手渡すと、ラヌド通り方向へ逃走した。神父は右手の平を撃たれ負傷したが、生命には別状ないという。
ヴィダル大司教は警察当局に対し、D・ジャコサレム通りの警ら強化を要請した。「警察署から遠くないのに警官の姿をみる機会が少ない」と同大司教は注意喚起している。(6日・ブリティン)