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　北コタバト州は、小規模小売商向けの無利子融資事業を近く開始する。石油価格の高騰がもたらす悪影響を緩和するのが目的で、総額は百万ペソ。再選されたピニョル知事が一日明らかにした。

　知事は就任後百日間の特別事業費用に、同事業の経費を既に計上、「適切な公益事業を実施し、懸案となってきた治安状態を良好に保つことで、州民による起業促進をこれからの重要事業に位置づける」と述べた。

　現状では市場で営業する小規模小売店は貸金業者に依存しすぎ、生活必需品の価格が安定しない原因になっている。政府のイスラム勢力和平交渉に対する辛らつな批評で知られる知事だが、現在の交渉の進展は「大変良好」と評価している。（４日・インクワイアラー）