ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 304字|2004.4.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
襲撃関与を否定
西ミンドロ州選出のジョセフィン・サトウ下院議員が二度に渡って武装集団に襲撃された事件で同州のビリヤロサ知事は三日、事件への関与を公式に否定した。サトウ下院議員は五月の統一選で同州知事選に立候補、二期目を目指す現職のビリヤロサ知事の対立候補にあたる。
会見で知事は、地元州が選挙戦の「危険地帯」との印象を持たれているとの認識を表明。サトウ議員が危険性を強調しているとして非難し、投資の冷え込みを懸念していると述べた。
さらに、同知事に対する疑惑が浮上している事に対し「政治的陰謀」との見方を示し、「人々に州の実態を見てほしい」と訴えた。サトウ議員襲撃は、新人民軍(NPA)との見方もある。(4日・スター)