ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 299字|2004.3.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
妻への暴力、第1位
八日の国際女性デーを前にドゥマゲッティ市内で開かれた大会で、妻に対する暴力の訴え件数が全国で一番多い自治体として同市の名が上がった。社会福祉省の資料に基づくもので、比インフォメーション・エージェンシーが発表した。
これに対し、同省は「女性の意識向上により、件数が増えていると受け止めている。警察や同省の窓口に相談しやすいのも一因」と分析。これに対し、地方の小さな町では、暴力を振るわれた女性がどこに被害を届けたらよいか知らないケースが多く、実態と数字に大きな格差があるという。
ドゥマゲッティ署によると、一月十九日から一カ月間の「妻への暴力」の訴え件数は六十二件に上った。(8日・サンスター)