ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2004.2.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
クラブ入会審査で暴行
ダバオ地検はこのほど、フラタニティ(学生社交クラブ)に入会しようとした女子大生三人に対し、「入会審査」と称して暴行を加えたダバオ市の私立大の学生男女十四人をいじめ防止法違反の罪でダバオ地裁に起訴した。
訴状によると、メンバー十四人は昨年九月、「アルファ・シグマ・オメガ」というフラタニティに入会を希望した三人をメンバー一人の自宅に呼び出し、木製のへらや皮ベルトで気絶するまで何度も打ち続けた。
帰宅した女性の一人が家族に事情を説明。警察に被害届を出したため、事件が明るみになった。調べに対し、女性は「三回までぶたれるという約束だったが、実際は百三十三回ぶたれることになっていた」と話している。(7日・サンスター)