中毒者リハビリセンター
[ 302字|2004.1.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
高野幸二郎駐比日本大使とぺティリャ・レイテ州知事がこのほど、東部ビサヤ地方に麻薬中毒者治療、リハビリセンターを建設することで合意、署名した。日本政府の草の根援助から七万七千八十二ドルが無償供与される。
国家警察の記録によると、東部ビサヤ地方では二〇〇〇年に五百人の密売人が摘発され、常用者は約四千五百人に上っている。五百七のバランガイ(最小行政区)が麻薬に汚染されているが、同地方にはケアのためのリハビリセンターはなかった。
中毒者の家族は患者をマニラ市かセブ市のリハビリ施設に送らなければならず、また施設も十分な収容能力がなかった。
同センター三十人を収容でき、正常な生活復帰への手助けをする。