報復か、既に3人を殺害
[ 301字|2004.1.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ島中部マギンダナオ州パラン町で四日に起きた爆弾事件で、事件に関連した疑いのある関係者三人が一月中旬までに死体で見つかった。
地元警察は報復され殺されたとみている。一人はイラノン族で、事件から約一週間後に近くのマタノグ町で何者かに射殺された。その後、二人が殺害されたが、うち一人の身元は不明のまま。三人とも事件現場で目撃された犯人らしき人物と似ていると警察は言っている。
百人以上の死傷者を出した同事件はバタガ・パラン町長を狙った犯行とみられている。近くのバリタ町副町長の息子も被害者の一人。
バタガ町長は事件を警察の捜査に任せ、報復的手段に走らぬよう呼びかけている。(21日・スター)