ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2003.10.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
夜間外出禁止令で悲鳴
西ネグロス州バコロド市では最近、未成年者に対する夜間外出禁止令が発動され、親たちから歓迎されている。しかし、若者を商売相手にしていた繁華街では売り上げが大幅減少と悲鳴を上げている。
この市条例のおかげで十代の若者は仲間たちと夜っぴて遊びまわることは不可能となった。心配していた親たちには胸をなでおろす結果となった。しかし、若者たちが早く自宅へ引き揚げるため、「夜の商売」は突然、顧客を失い、音を上げている。
ビリヤード、ディスコ、コンピューター・ゲーム場などは一部で五五%も売り上げが落ちたと苦情を申し立てている。タクシー、トライシクル、ジプニー運転手も大きな影響を受けているという。(9月29日・ブリティン)