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　新型肺炎（ＳＡＲＳ）の影響で外国人観光客の足が遠のいたにもかかわらず、ビーチリゾートで知られるボラカイ島への観光客は前年より増えている。

　観光省によると、一︱七月に同島を訪れた観光客は二十一万九千六百六十四人で前年同期比で二・九％増えた。内訳は国内からが十七万七千四百七十一人、海外のフィリピン人千五百三十九人、外国人四万六百五十四人。

　外国人客は同九％減少した一方で、国内は同五％伸びた。聖週間などの長期休暇期間中に現地宿泊施設は、比人でほぼいっぱいになるという。聖週間の客室稼働率は最低で七四％と好調で、大抵は満室状態。一︱七月のボラカイ観光業の総収入は前年比四・一％増の約四十億ペソだった。（７日・インクワイアラー）