ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 290字|2003.8.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
密売人305人自首
三百五人の麻薬密売人や中毒患者がミンダナオ島ゼネラルサントス市で実施中の特別恩赦計画に沿って自首してきた。ゼネラルサントス署のアギサップ署長によると麻薬の違法取引に関与している関係者はまだ多数存在、今後さらに多くの自首が期待できるという。
同市が九月十六日まで実施中の恩赦計画では、自首すれば逮捕も送検もされないという。同市周辺でも「処刑団」が暗躍、少なくとも四十人が殺害されており、処刑団は依然、捕まっていない。自首投降者はこうした処刑を恐れた面もあるもよう。
自首すれば誓約書に署名して逮捕、訴追は免れるが、以後、麻薬に手を出すと直ちに逮捕される。(21日・ブリティン)