ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2003.7.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
裁きの日がくるだろう
共産党の統一組織、民族民主戦線(NDF)ミンダナオ支部は同島で二首長と四人の実業家が麻薬取引に重要な役割をしており、「人民裁判で裁かれる日がくるだろう」と警告した。
同支部の通称カ・オリス報道担当は昨年、麻薬王として共産組織に射殺された南アグサン州バユガン町のロペ・アシス元町長の例を挙げ、革命法廷は改心しない麻薬王に対し、厳しく対応すると言明した。また、西ミサミス、コタバト両州の各町長一人、パガディアン市の実業家、ブツアン市の中国人貿易商、ディゴス市のギャンブル王、ジェネラルサントス市のイスラム系貿易商の計六人を要注意人物として監視していることを明らかにした。さらに政府や軍が手厚い保護をしていると非難した。(24日・ブリティン)