ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2003.6.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
コタバト市、潜在力をPR
コタバト州、市当局や実業界、食料生産、モール関係者らによる第三回コタバト市ビジネス・フォーラムがこのほど開かれた。今年のテーマは「逆境こそチャンス」。
市議会の交易・産業委員会によると、コタバト市における食料生産は同市の食料需要の半分にしかならず、残りの半分はコタバト州、スルタンクダラット州、サンボアンガ半島などから供給を仰いでいる。また加工食品はセブやマニラ首都圏からもたらされているという。
同市には年間を通じてマンゴー、ドリアン、バナナ、ランソネスなど果物栽培に適した土地が豊富にあり、とりわけ健康上、果実が見直されている現状から東アジアの成長地域に輸出が可能なことを認識すべきだと関係者は力説している。 (25日・ブリティン)