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6月2日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 319字|2003.6.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

15日から電力不足

 セブ島の総電力の約四分の一を発電しているセブ・プライベート・パワー会社(CPPC)がこのほど、電力購入調整料金(PPA)の減収や石油製品の高騰による経常損失を理由に、事業停止を明らかにした。このため、同島では同社が発電を停止する六月十五日から電力不足に陥り、計画的に停電せざるを得ない状況になる見通しだ。

 CPPCは毎日六十二メガワットの電力を発電し、ビサヤ電力会社(VECO、二百六十七メガワット)に供給している。

 国家電力公社やほかの民間発電会社が発電量を増やすなどの代替策が取られるまでは、地域ごとの計画停電は必至だ。また、セブ、ネグロス、パナイの三島を結ぶ送電網にも影響が出ると懸念されている。(28日・サンスターほか)

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