ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2003.5.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
迫撃砲弾見つかる
セブ市カルナサン・バランガイ(最小行政区)でこのほど、第二次世界大戦中に隠されたと思われる迫撃砲弾百五十九発が発見された。同市では発見前夜、豪雨に見舞われ、地元住民がカルナサン川近くの堤防にある囲いの崩れたところから見つけた。
発見した男性は同バランガイ職員に報告。通報を受けたセブ署の特別機動隊が現場に駆け付けた。
同隊は、この爆弾の外側は腐食しているが、まだ火薬が含まれていることから爆発する可能性もあると指摘。爆発すれば半径百メートルまで吹き飛ばす威力があるという。また、爆弾が堤防から数メートルのところにあったことから、「軍兵士は暴発を防ぐため低温の川の近くに隠したのだろう」と分析している。(19日・セブデーリーニュース)