ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2003.5.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ市長リコール無効
中央選挙管理委員会はこのほど、セブ市のオスメーニャ市長に対するリコール投票の手続きの無効を決定した。リコールを求めていたバランガイ(最小行政区)議員二人の手続きに不備があったためという。
リコール手続きは「市長に対する信用失つい」を理由に、同市長の政敵、ガルシア前市長がバランガイ議員連盟の元メンバーとともに始めた。昨年七月のリコール準備集会にはバランガイ議員全七百十二人のうち四百六十三人が集まり、三百九十三人が署名した。
オスメーニャ市長はこれまで、「リコール選挙は実現しない」と自信満々だった。
一方、ガルシア前市長は決定について、「中央選管に再考を求めるか、最高裁に判断を委ねる」と話している。(7日・ビジネスワールド)