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　異常気象をもたらすエルニーニョ現象対策でセブ市議会はこのほど、山間部にあるバランガイ（最小行政区）を対象に災害宣言を発令する決議案を可決した。この可決により、対象バランガイに特別予算を計上できる。

　決議案を提案したバランガイ評議会のファエルナール議長は、水不足や干ばつが深刻な問題となっているバランガイに早急な財政支援を求めていた。山間部にある三十のバランガイに少なくとも五万ガロンの水を供給するため、ダンプトラック二台、水タンカー二台を購入する必要があるとしていた。購入額は五百万ペソ。

　ラマ副市長によると、一部地域では水不足とそれがもたらす食料不足問題で病人も出ているという。（２日・フリーマン）