ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 293字|2003.3.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
連邦制導入宣言を採択
イスラム教徒コミュニティーのリーダー約二百人はこのほど、連邦制導入を求める宣言を採択した。連邦制導入により「バンサ・モロ」(イスラム教徒の国)を樹立させたい狙いだ。
連邦制導入を提唱する上院野党院内総務のピメンテル議員が呼び掛け、ダバオ市のホテルで「第一回ミンダナオ・ムスリムリーダー会議」が開かれた。
宣言では、連邦制導入により、特にミンダナオ地方の住民やイスラム教徒が資源の産出や維持、コミュニティーに最良の恩恵をもたらすプログラムを開発できると述べている。
ピメンテル議員は「南部で長く続いている反乱や紛争の解決策は連邦制導入以外にない」と強調した。(26日・ブリティン)