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　ダバオ市当局は二十五日、実際に勤務していないのに定期的に給料が支払われている「幽霊職員」が三百人以上いるという事実を明らかにした。その一方で、ダバオ市警のパトカー運転手七十二人の給料が未払いになっていることも分かった。

　ドゥテルテ市長が人事課などに給与支払い簿を調べるよう命令。その調査の結果、幽霊職員の存在が発覚した。

　市当局は幽霊職員の名前の公表は控えたが、三百人中三十五人は六十五歳以上の定年者だった。今月末までに給与支払い名簿から名前を消去するという。

　一方、パトカー運転手の給与未払い問題について、ラサ・ダバオ署長は「ただちに支払う」と回答。出勤日を基にした給与計算の遅れが原因という。 （26日・サンスター）