スペイン期前の墓地発見
[ 312字|2002.12.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東ネグロス州マンジュヨッド町にあるヒマンパゴン洞くつ内で、スペイン統治期前の墓地が発見された。調査を行っていた東ネグロスエコツーリズム協会が発表した。
洞くつでは土製のつぼの破片も見つかり、同州ドゥマゲティ市のシリマン大学社会人類学のチオン教授は、つぼがかまで焼かれていないことから、先祖の骨を保管するために使われたとみている。
同協会は十五日、マンジュヨッド町長と会談、ヒマンパゴン洞くつを町の観光名所にする計画を話し合った。計画では、洞くつ内にジオラマを作り、当時の住民の生活を再現する。
また、同協会は国立博物館に対し、この場所が歴史的に価値があるどうかの評価を求めている。(16日・セブデーリーニュース)