ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2002.12.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
偽の医薬品を押収
国家警察中部ビサヤ本部は十一月二十八日、外科手術に使用される鎮痛剤の偽物を販売した疑いで薬剤師のフィリピン人男性宅=セブ市=を家宅捜索、医薬品多数を押収した。同本部は男性の行方を追っている。
調べによると、男性宅で「ヌベイン」という鎮痛剤の偽物四百アンプルが見つかった。ラベルや包装が本物と異なるという。このほかにも数種類のビタミン剤も押収、偽物かどうか調べる。
ヌベインの価格は一アンプルが三百︱四百ペソだが、市内のある地区では四十︱五十ペソで違法販売されていたという。
セブ市タランバンで違法販売が横行、主に覚せい剤中毒者が購入していたことから、同本部が調べていた。
(29日・セブデーリーニュース)