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ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 312字|2002.11.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

川沿い住民を立ち退きへ

 セブ市当局は市内を流れる河川の改善計画で、台風などによる増水で危険にさらされる川沿いの住民の立ち退きを計画中だ。

 都市貧困福祉課によると、川岸から三メートル以内の範囲に、少なくとも一千二百七世帯が住んでいるという(二〇〇一年十二月時点)。場所は埋め立て地区のジョージ、ピーターのラインに四百六十二世帯、第三ふ頭に二百三十五世帯、サンチャンコに八十七世帯など。

 オスメーニャ市長の環境問題顧問は「市内にある川は豪雨による鉄砲水を抑制することができない。川沿いを都市貧困層の居住地にするのではなく、樹木を植えるべきだ」と述べた。また、河川を浄化するため、市民向けの広報活動も提案している。(4日・セブデーリーニュース)

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