ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2002.9.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
教会の聖像盗まれる
セブ州ソゴッド町にあるカトリック教会で八月、町の聖人セント・ジェームスの腕と頭部、別の聖像三体が盗まれているのが発見された。
教会関係者の話では、セント・ジェームスの目の部分に金があしらわれていた。また、セント・ジョセフ、セグラド・コラソン、メダリヤ・コラソンの各聖像は象牙製で約百七十年前に作られたとされ、それぞれ一万五千ペソ相当の価値があるという。
地元署は、犯人が教会の鐘楼からはしごを使って侵入した疑いがあるとして、教会の構造に詳しい人物の犯行とみて捜査している。セブ州内の教会では今年で計四回の窃盗事件が発生している。ビダル枢機卿は教会に聖像や宗教品を盗まれないよう警備強化を呼び掛けている。(11日・セブデーリーニュース)