ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 328字|2002.9.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
受講拒否で院生訴え
アテネオ・デ・ダバオ大学商学部の大学院生エジー・フランシス・ウヤングレンさん(21)は十一日、副専攻として会計学を受講しようとしたが左派思想を理由に大学側に拒否され、「人権を侵害された」として人権委員会に訴えた。院生は同大の学友会会長を務め、学生の権利と福利を守るため左派系運動を行っていた。
ウヤングレンさんは今年六月中旬、会計学の受講申請したが断られ、総務課に「受講許可の決定権は大学側にある」と言われたという。ウヤングレンさんは総務課を「(生徒の人権を脅かす)キャンパスのテロリスト」と強く非難。左派系団体の「アナックバヤン」や比学生連合などもウヤングレンさんを支持している。 院生は七月にも市議会教育委員会に訴えている。(11日・サンスター)