ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 296字|2002.8.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
児童40%が栄養不良
マニラに次いでセブは経済成長著しく、インフラ整備も進んでいるとみられているが、意外にも栄養状態の悪い子供が比較的多いことが調査で分かった。
セブ州総合保健所の調査によると、七歳以下の児童、小児三十万八千六百五十九人のうち十二万三千六百三十一人が標準体重以下、もしくはオーバーウエートだったという。どちらにしろ栄養不良のせいとしている。
州保健所の担当者は、こうした数字は貧困のためとしている。大家族制で両親がバランス良い食事の理解がないからだという。適切な栄養指導のため、保健所は、各地のバランガイ(最小行政区)での栄養担当職員の育成などをすでに実施しているという。(2日・ブリティン)