銃所持ボディガード禁止
[ 307字|2002.8.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ島ダバオ市のドゥテルテ市長は七月二十九日、政治家やその親族に対し、「銃を所持したボディガードを連れて市内に入れば逮捕する」と警告した。市長はダバオ市警察本部に市の北部と南部に銃器所持を調べるチェックポイントを設け、警官の増員を指示した。
同市キリノ通りで二十八日早朝、パグラス元市長の息子とマギンダナオ州のアンパトゥアン知事の孫(18)の抗争に巻き込まれて二十八歳の男性が短銃で撃たれる事件が起きていた。
この事件を受けて市長は、「これはマギンダナオ州での政争だ。争いたいなら(ダバオ市ではなく)地元でやってくれ」と激怒。「(私の警告に)反発するなら撃つ」と断言した。(7月30日・サンスター)