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セブ市の「バンタイ・ダガット」（海の保護）対策チームの報告によると、今年第二・四半期に違法で獲られた魚介類は計八千二百九十キログラム分だったと発表した。九十一万八百ペソに相当する。パシル漁港で調べた。

　押収した魚介類は、漁業水産資源局の検査後、受け取り手が現れなかった。このため、市内にあるストリートチルドレンの保護施設や教会団体に寄付された。

　同対策チームの調べによると、これらの魚介類は主にセブ州北部のダアンバンタヤン島やバンタヤン島で漁獲され、多くの漁民は高度のメッシュ網や青酸カリ、ダイナマイトを使っているという。

　オスメーニャ市長も同対策チームによる二十四時間の監視体制を重要視している。（16日・ブリティン）