ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2002.7.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
デング熱感染105人
イロイロ州でデング熱の感染者が一│六月の半年間で百五人だった。特に六月単月で八十一人。その半分が最終週に集中した。
同州保健当局の集計データによると、六月にデング熱に感染した八十一人のうち、四十二人が未成年で最年少は生後四カ月の男児。一方、最年長は五十四歳の女性だった。また、二十一歳の女性が死亡した。半年間で全市町の七割にあたる三十二市町で感染者が確認された。
雨期中はデング熱感染者がさらに増加するため、当局は監視体制を強化する。蚊の発生源を作らないため、家の回りを清潔にし水たまりを作らないよう呼び掛けている。
同州は一九九七年にデング熱が大流行し、千人以上が感染。五十人の子供が死亡した。(4日・インクワイアラー)