ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2002.3.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
暴動の真相はいずこ
セブ市の未決囚収容施設で起きた暴動に関し、施設長が釈明を求められている。
施設内で区長を務める未決囚の一人が、地裁命令でラプラプ市刑務所に移送されたことに反発して暴動は起きた。千五百人以上の収容者がゲートを破り、雄たけびを上げつつ正面出口に迫った。
事態の悪化を避けるため、同未決囚はいったん送り返された。セブ市長は、同施設長が移送の告知を怠ったことが問題の発端とみている。
同未決囚は地裁に対し、家族との面会が困難になるとして、移送の中止を求めた。
もともとこの移送は、同未決囚の暴動計画が発覚したために行われたものだが、同未決囚はこれも事実無根として、法手続きの適正な履行を求めた。(21日・フリーマン)