ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 302字|2002.1.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
死んだ家畜の肉販売
国家警察ダバオ署と保健当局は二十四日、ミンダナオ島ダバオ市をこのほど襲った洪水災害で死亡した家畜の肉が同市内の市場で販売されている疑いがあるとして、合計千三百五十キロの肉を販売業者から回収したことを明らかにした。
同署は衛生対策委員会を設置し、市内で販売されている肉の調査を行っている。
調べでは、回収した千三百五十キロの肉のうち、千三十二キロ分が豚肉、カラバオ肉、ヤギ肉だったという。
同署は少なくとも十七の販売業者を刑事訴追する方針という。
保健当局の検査官は「肉の安全性を確保するためには、洪水で死んだ家畜は同市にある正規の食肉処理場で処分すべきだ」と話している。(25日・ブリティン)