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12月31日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 287字|2001.12.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

竹製家屋が流行

 北ビサヤ地方アクラン州では最近、竹を使って家を建設する人が増えている。木材資源の枯渇を受け、丈夫で安価な竹への評価が高まっているらしい。

 フィリピンでは一般的に金持ちはセメントや材木を使った家。竹を材料にするのは貧乏人というイメージがあった。

 だが、近年の人口増加に続く建築ラッシュで、ココナツなどの木材が不足。建築専門家や政府も安価な建築資材として竹の利用を勧めているという。

 建築用の竹としては同州パナイ島などに生えている種が最良といわれている。価格が安い上、自然保護の観点からも、建築資材としての竹の活用は国際的に注目を集めているという。(27日・ブリティン)

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