警官の生計支援に農漁業
[ 293字|2001.12.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
農務省と国家警察はこのほど、ミンダナオ島マギンダナオ州パラン町の国家警察イスラム教徒自治区(ARMM)本部で警察官とその家族を対象にした農漁業による生計支援事業を導入した。
同本部は広さ百六十ヘクタールで、千五百人の警官とその家族が住む。政府から約五十万ペソ相当が拠出され、ヤギ五十頭、ドリアンやマングローブなどの苗木がそれぞれ千本、水槽などが支給された。
警官らは果物や野菜などの栽培、販売方法に加え、家畜管理などについて技術指導を受ける。
モンテマヨー農務長官は「地域の治安と秩序を守る本来の業務に加え農漁業近代化の発展に一役買ってほしい」と話している。(24日・タイムズ)