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[ 258字|2001.9.11|社会 (society)|econoTREND ]
□台湾が外国人労働者の最賃削減
台湾政府はこのほど、外国人労働者の一カ月当たりの最低賃金を現行の1万5,840台湾ドル(457.59米ドル)から16%削減して1万3,340台湾ドルに引き下げた。同政府は引き下げの理由に、①雇用者が負担していた労働者の食費・宿泊費を給料から差し引く②労働者が台湾の仲介業者に支払う仲介費用を半額引き下げる──ことを挙げている。ただし、外国人労働者の3分の1を占める家事手伝いには適用されない。今回の決定をフィリピン当局はまだ受け入れておらず、場合によっては、台湾当局が比人労働者の受け入れを凍結する事態も予測される。