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　国家経済開発庁（ＮＥＤＡ）の投資調整委員会（ＩＣＣ）はこのほど、農業省が申請していた、パナイ島イロイロ州にある養魚研究機関、東南アジア漁業開発センターの養魚実験施設の近代化事業に日本政府の４億3,100万ペソの無償資金協力を求めることを承認した。今年10月にはシアゾン新駐日大使が日本政府と文書交換し、同月中に研究器材の公開入札が行われる予定。来年３月には事業着工を目指している。事業内容は戸外実験施設建設（9,700万ペソ）や養魚センター施設の改装工事（１億3,100万ペソ）、さらに必要器材の購入（１億4,800万ペソ）などとなっている。同漁業開発センターでは、バイオテクノロジーの導入によるミルクフィッシュ（バグース）のふ化と稚魚育成などに力を入れている。