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[ 338字|2001.8.21|社会 (society)|econoTREND ]
□商業銀行の不良債権率が16.96%に微増
中央銀行によると、今年6月末現在の国内商業銀行45行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は16.96%で、5月末の16.81%から微増した。銀行間貸出を除いた不良債権率は18.73%とさらに上昇する。また、今年6月末の不良債権総額も5月末の2,649億6,000万ペソから21億ペソ増加して2,700億ペソになった。一方、国内に100以上ある貯蓄銀行(シュリフト・バンク)の6月末の不良債権比率は11.98%で、5月末の11.53%から微増しているが、昨年同月の12.76%からはかなり改善されている。各行が保有している予想貸出損失準備金の不良債権総額に占める割合は、今年6月末で45%になっており、5月末の44.2%に比べると改善されている。