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[ 326字|2001.6.26|社会 (society)|econoTREND ]
□比通信企業、公開入札でPLDTとNTTを提訴
比通信会社のARV・コミュニケーションズが今月7日、公開入札で不正があったとして、フィリピン長距離電話(PLDT)と日本電信電話(NTT)、NTTの海底ケーブル敷設会社の3社を相手取り、2,500万ペソの損害賠償を求めマカティ地方裁判所に提訴した。訴状によると、ARV社は1999年5月に行われたPLDTの光ファイバーによる海底ケーブル修理事業の公開入札に参加し、NTTの海底ケーブル会社との提携による修理サービスを提示。同年10月には、PLDTから修理請負企業として指名する可能性があると伝えられた。しかし、PLDT側はその後ARV社には無断でNTT側と直接交渉をして、2000年9月には海洋ケーブル船をNTT海底ケーブル敷設会社から買い取っていた。