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２日に行われた財務省証券（ＴＢ）入札で主要銘柄レートが、３カ月続いた続落傾向から一転上昇に転じた。中央銀行が連続して引き下げていた翌日物金利など主要金利を今週は引き下げなかったことと、５日に予定されている今年３月のインフレ率発表を待って、証券投資を行いたいとする投資家による買い控えが要因。主要銘柄の91日物ＴＢレートは先週比0.552ポイント増の9.611％と大幅に上昇したが、182日物レートと364日物レートはそれぞれ先週比0.148ポイント、0.069ポイント増の10.479％、11.026％とわずかの上昇だった。