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[ 299字|2001.2.20|社会 (society)|econoTREND ]
□マースマン社、無農薬バナナ増産で12億ペソ投資
有機バナナ生産で世界有数のマースマン・ドリスデール社はこのほど、無農薬バナナの生産量を来年初めまでに50%増加させるため、新たに12億5,000万ペソを投資して国内のバナナ農場を1,000ヘクタール拡張すると発表した。同社は、ミンダナオ島北ダバオ州などの農場を中心にフィリピンで唯一、無農薬でキャベンディッシュ種バナナを生産しており、その作付け総面積は約3,000ヘクタールに及ぶ。主な輸出先は日本や中東各国、中国、韓国で、需要の増大を受け、現行の1,200万箱の生産量を1,800万箱に増産したい考え。同社は他に、アスバラガス(400ヘクタール)とマンゴー(250ヘクタール)の生産も行っている。