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[ 313字|2001.2.16|社会 (society)|econoTREND ]
□91日物TBレートが過去4カ月で最低
12日に行われた財務省証券(TB)の入札で、指標銘柄の一つである91日物TBレートが先週比0.256ポイント減の10.607%に下落した。これは昨年10月16日に記録した9.892%以来の底値となる。政情不安で昨年10月からペソ安が進んだのに伴い、4ポイント近く上昇していた同TBレートが、それ以前の水準に戻ったことになる。他の指標銘柄では、182日物が同0.261ポイント減の11.913%、364日物が同0.062ポイント減の12.632%となった。今回の各種TBレートの下落は、主に中央銀行が先週、翌日物金利をそれぞれ0.5ポイント引き下げたのに準ずる動きで、経済アナリストはTBレートの下落傾向は今後も続くとみている。